同人誌初心者のための しまねぇ＆まやちゃん はじめての同人誌

申込みが終わったら、
あとは本を作って当日を待つだけだね！

あら、ちょっと待って、まやちゃん！

もちろん本を作ることも大事だけど、
申込みしてから、イベント開催日までにすることはいくつかあるのよ。

例えば、申込みをしてサークル参加が決まったら、
今度は主催さんから、サークル参加の決まりなどが書かれた案内
『サークル参加案内』が送られてくるから、
内容をよく読んでおくこと。

それから、本以外にも値札やスペースを飾るための準備、
お釣りの用意などもしておくといいわね。
当日が迫ってくると慌ててしまって忘れがちになるから、
前もって準備しておきましょうね。

えっと、『サークル参加案内』って？

イベントに参加するのに必要な情報が書かれた冊子や紙のことを
まとめてそう呼ぶことが多いわ。

ほとんどのイベントの場合、
イベント開催日より前に『サークル参加案内』が封書で届くのよ。

大体はこの２点が多いかしら。

イベントによっては、内容に多少違いがあるかもしれないわね。

『同封物リスト』というような、封筒の中に何が入っているか書かれているリストが
ある場合は、まずは内容物が揃っているか確認をしましょうね。
内容物に過不足があれば、すぐに主催さんに連絡をしましょう。

主催さんが案内している期間内に『参加案内』が届かなかった場合にも
早めに問い合わせてみると良いわね。

「イベント告知サイト」では「○日に発送しました。△日前になっても参加案内が届かない場合はお問い合わせ下さい」
という風に案内されていたりもするから、
その案内に従って丁寧に問い合わせしましょうね。

問い合わせをする場合は、まず「イベント告知サイト」や
「サークル参加申込書」の注意事項をよく読んでからにしましょう。

期日より前に問い合わせるのは、
主催さんの手間を煩わせてしまうこともあるから控えてね。

この「サークル参加案内」を無くしてしまうと、
当日とっても困るので、無くさないように大切に
しまっておきましょう。

「直接搬入」とか「宅配便搬入」って…？

これは、本をイベント会場に運ぶ手段のことよ。

これもイベントに参加する上で知っておきたいわね。
印刷所に本を入稿した時に「搬入方法」を聞かれることもあるから、
覚えておきましょう。

印刷所からの搬入方法には
主に「直接搬入」と「宅配便搬入」という２種類の方法があるの。


ちなみにサークルさんが台車やカートなどを使って、
自分で搬入することを「自力搬入」や「手搬入」なんて言ったりするかしら。

持っていく量が少ない場合には、送料もかからなくておトクだけど、
他の搬入方法を使うよりも、当日持っていく荷物が多くなるので、
移動する時には気をつけましょうね。

会場によってはカートなどが使えない場合もあるけど、
その場合は『サークル参加案内』にも書かれていることが多いから
よく確認しておきましょう。

『サークル参加案内』が届く前に、
本を入稿しても大丈夫？

そうね。
基本的には、問題ないわよ。

まだ「スペースNo.」や「搬入方法」が分からないから、
入稿する時に発注書に詳しく書けないものね。

その場合は、発注書の備考欄などに
「後日連絡します」という感じに記入しておけば大丈夫よ。
『サークル参加案内』が届いて「スペースNo.」や「搬入方法」が分かったら出来るだけ早く印刷所に連絡しましょうね。

イベントまでに何をしておけば良いんだろう？
準備することって何？

初めて参加すると分からないことばかりよね〜。
ほんの一例だけど、一覧にしてみたから参考にしてみてね。



これらをイベント前日までに荷物をまとめておくと安心ね。
一回きりでなく、定期的にイベントに参加するなら、
一定の場所や入れ物などにまとめて入れておけば、忘れ物もしにくくなるかしらね。

あとは、イベントに一般参加してみて気がついたことや、
これが必要そう、と感じたものを足していきましょう。
何度かイベントに参加していくと、
徐々に必要なもの、不必要なものも分かってくると思うわ。

一般参加の時の持ち物も、併せて持っていくといいわね。

サークル参加する時に気をつけることは？

基本的には一般参加の時と同じね。
もちろん「一般的なマナー」を守るのが前提よ。

参加前に、『サークル参加案内』が届いたら中身を熟読しましょう。
イベントによって内容も違うし、大事なことが書かれているので、知らなかった、とは言えないわよ。

朝一は、会場に到着したらスタッフさんに、スペースに到着したらお隣さんに挨拶をすると、気分も良いわよね。
挨拶がきっかけで仲良くなることもあるかもしれないし、
何かあった時にお互い声をかけやすくもなるわ。

それから、スペースをレイアウトする時。
机の下の荷物や椅子、並べている本などが隣のスペースにはみ出してしまったり、机の上に高くレイアウトしすぎて崩れてしまった！なんてことにならないようにしましょう。
自分のことだけでなく、周りに迷惑にならないように気をつけましょうね。