本文へスキップ
同人誌初心者のための しまねぇ&まやちゃん はじめての同人誌
はじめての同人誌
■基礎知識編
■アナログ原稿編
第1話 どんな紙を使えば良いの?
(2010/01/16)
原稿用紙は市販のものじゃなきゃダメ?
まやちゃんみたいに、初めて本を作る人には市販の原稿用紙がオススメよ。
前回にも言ったように、紙の原稿用紙には最初からトンボが入っていたり、水色や薄いグレーで仕上がりサイズなどのアタリ線やメモリが入っているから、初心者にも分かりやすいの。
読みやすい本を作る近道ねv
※トンボやアタリ線などについては、また詳しく説明するわね!
もちろん原稿を作り慣れている人にとっても使いやすいから、
ほとんどの人が市販の原稿用紙を使っているわ。
「投稿用」の原稿用紙だけど
同人誌の原稿にしても良いの?
「投稿用原稿用紙」はもともとはプロを目指して投稿する人やプロの人向けに作られた原稿用紙だけど、今は個人で本を作る人も増えてきて同人誌にも使えるようになったの。
描ける面積が広いから、細かいところまで描きやすいのよ。
ただし、同人誌用に縮小をすることが多いから、線が細い人やトーンの網目が細かいものをよく使う人は、原寸サイズの「同人用」が良いわね。
縮小をすると、細いものはより細く、小さいものはより小さくなって印刷に出なくなってしまうことがあるのよ。
「投稿用原稿用紙」はB4サイズの紙、「同人用原稿用紙」はA4サイズの紙、という種類分けの名称だと思ってね。
「A5」サイズの本を作るには「A5」サイズの原稿用紙じゃないとダメなの?
そんなことはないわよ。
原稿のトンボ内のサイズが揃っていれば、投稿用でも同人用でも、もちろん原寸サイズでもOKよ!
むしろ「A5」サイズの原稿用紙は種類が少ないから、見つけるのは少し大変かもしれないわねぇ。
原寸サイズより大きい「投稿用」「同人用」の場合は縮小するから、前の質問でも答えたけど、細かい文字や絵などには注意してね。
ちなみに「投稿用」と「同人用」の縮小率は以下の通りよ。
上の図を参考に、一度コンビニのコピー機などで縮小してみるとイメージしやすいわね。
ケント紙やコピー紙は使っちゃダメなの?
ケント紙は、原稿用紙のように厚めで凸凹のない紙であれば、市販の原稿用紙と同じように使えるわ。
ただしトンボをつけないと、どこを本の仕上がりにしたらいいのか分からないから、必ずトンボは入れること!
でもトンボを入れるのはちょっと難しいから、始めはやっぱり市販のトンボが入っているものが良いわねぇ。
コピー紙は、消しゴムかけやペン入れをするときに毛羽立ったり、トーンを切るときに紙ごと切っちゃったりすることがあるから、原稿用紙には向いていないわね。インクも滲んじゃうし…。
データ原稿の場合は鉛筆書きの線でも大丈夫なことが多いけど、アナログ原稿の場合はキレイに印刷できないから「コピー紙に鉛筆書きの原稿をそのまま入稿」はやめた方が良いわね。
厚さっていえば…「110kg」と「135kg」っていうのが
あるみたいだけどどっちを使えばいいの?
「110kg」と「135kg」は、その名の通り厚さ(重さ)が違うのよ。
例えば、筆圧が強い人は破れにくく厚みのある「135kg」を、
トレースをして絵を描くことが多い人は光の透けやすい「110kg」を使ったりね。
まだ初めての人はどれが書きやすいか分からないと思うから、
時間をかけて色々試して比べるといいわね。
試しているうちに、自分好みの紙質や厚さなどが発見できると思うわ!
…ちなみに「110kg」の方が少し安めね☆
買った原稿用紙がなくなりそう!
途中から別のメーカーの原稿用紙を使っても
大丈夫かな…?
トンボ内の仕上がりサイズが揃っていれば大丈夫よ!
全ページを同じ大きさに揃えた状態で製版・印刷をするから、
「投稿用」と「同人用」が混ざっていると、
縮小する原稿としない原稿が混ざって、製版・印刷が難しくなるから、大きさがバラバラになっているのはダメなの。
たまに入稿する印刷所とは別の印刷所の原稿用紙を使う人もいるけど、それもサイズさえ揃っていれば問題ないわよ。
近くに画材を売ってるお店がないよ〜っ!
地方に住んでいると画材を売っているお店は少ないわよね…。
通販やイベント会場でも売っているから、探してみると色んな種類を見比べられて面白いわよ!
しまやでも同人誌用サイズの原稿用紙を取り扱っているから、資料請求するついでに取り寄せてみるのもいいわね。
*
tools
*
デリーター
*
ゆめ画材
*
世界堂
*しまや でも店頭にて原稿用紙を販売中です☆
原稿用紙にも色々あるんだね〜
初めてだから市販の原稿用紙を使ってみようかな。
キレイな原稿を目指すよー!
アナログ原稿編「第1話 どんな紙を使えば良いの?」
おしまい
このページの先頭へ
ナビゲーション
■トップページ
■トップページ
■ 基礎知識編
■ 基礎知識編
■ アナログ原稿編
■ アナログ原稿編
■ データ原稿編
■ データ原稿編
■ 入稿編
■ 入稿編
■ 同人活動編
■ 同人活動編
初めての方“にも”やさしい
同人誌印刷会社:しまや出版
作画:いとうまさき
資料請求はこちらから
■アナログ原稿編
第1話
どんな紙を使えば良いの?
(2010/01/16)
第2話
どんなインクを使ったらいいの?
(2010/02/16)
第3話
スクリーントーンの注意点
(2010/03/16)
第4話
トンボ、タチキリ、ノド
(2010/04/16)
第5話
プリントアウト原稿
(2010/05/15)
第6話
色刷り表紙の原稿
(2010/6/16)
第7話
フルカラー表紙原稿
(2010/7/16)
第8話
最後のチェック。
(2010/8/16)
index