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同人誌初心者のための しまねぇ&まやちゃん はじめての同人誌

■基礎知識編■データ原稿編

第2話 フォトショップの使い方!@(2010/10/16)

初めての同人誌 

作業に入る前にまずは簡単な流れから説明しとくわね?

フォトショップで全部原稿を作るときに
最低限守らないといけないことってどういうところ?
そうね、最初からフォトショップだけで原稿を作る場合は
フォトショップで「新規ファイル」というものを作らないといけないの。

その時に最低限注意してほしいことは、下の三つね。

「サイズ」「解像度」「カラーモード」の三つね。

これらがきちんと出来ていないと、
折角キレイな原稿を作っても、本になった時に
思っているように仕上がらないことがあるから、気をつけてね!
えーっと、A5サイズの本を作りたい場合は…
原稿のサイズを迷っているのかしら?

それなら、下の図<本をつくるために必要な画像の大きさ>を参考に「新規ファイル」の「サイズ」のところに数字を入力してね。

実際の本の仕上がりサイズより大きめなのは、
「ドブ(塗り足し)」をつける必要があるからよ。
詳しくは『アナログ原稿編 第4話 トンボ、タチキリ、ノド』を見てね。

どうしても不安!って人は、
しまやの原稿用テンプレートを使えば安心ね。
(※テンプレートは拡大縮小などをせずに使って下さい)

紙原稿と同じように、サイズがバラバラなのは困っちゃうから
トンボつきのデータと、トンボなしのデータを混在しないようにしてね。


解像度ってなに…?
画像のきめ細かさや、滑らかさを表す尺度のことね。
解像度の数字が高いほど、より高画質な画像になるの。


同人誌の印刷用には

カラー原稿なら『350dpi』
モノクロ原稿なら『600dpi』


程度が最適ね。
これ以上数字が低くなれば、画像は粗く、
かといって高くなっても、あまり分からない上に、ただデータの容量が大きくなってしまうだけなのよ。
カラーモードってどれを選べばいいのかな?
そうね〜

カラー原稿を作るなら『CMYKモード』
モノクロ原稿なら『グレースケールモード』

が良いかしら。

比べるとこんな感じね。


ただし、フォトショップエレメンツなど、
機能の制限されているものの場合は『CMYKモード』がないことがあるわ。

代わりに『RGBモード』というカラーモードを使うんだけど、
このRGBカラーの場合、CMYKカラーよりもかなり明るい色が使えるのね。

でも印刷をするときにはCMYKカラーに変換するから
明るく、鮮やかな色がくすんでしまったり、
イメージとは違うカラーになってしまうことがあるの。
だから、色塗りをする時にも気をつけるようにしてね。
フォトショップ・・・
とりあえずこの3つを押さえておかなきゃだね…!

データ原稿編「第2話 フォトショップの使い方!@」
おしまい